放射線取扱主任者ブログ

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現役放射線取扱主任者のブログ

放射線取扱主任者試験 〜令和版:合格への勉強方法〜

 

 

どうも、Haruです( ´ ▽ ` )

 

 

今回の記事では、

現役放射線取扱主任者が、

「効率的に、誰でも、

放射線取扱主任者試験に合格する方法」

をお伝えします!

 

 

 

 

最初にざっくり言うと、

 

 

 

○ 勉強時間→ 約4か月(約325時間)

○ 使用教材

①第一種放射線取扱主任者試験 <マスター・ノート>

第1種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート−4th edition
 

 

第1種放射線取扱主任者試験 <重要問題集中トレーニング>

第1種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング
 

 

放射線取扱主任者試験問題集(第1種)

 

 

 

 

です!!

この3つの本を使って、約300時間ほど本気で勉強すれば、同じ方法で合格できるはずです!

更に、理系のバックグラウンドがある方や、暗記が得意といった方は、より少ない勉強時間で合格できます。

 

 

 

最初にお伝えしておきますが、、

私は高校では普通の成績で、大学も地方国立大学出身です。

それに何と言っても、暗記がすごく苦手です!!

しかし、資格試験に合格できるかどうかは、上記のような条件は関係ありません!

結局合格できるかどうかは、

どれくらい過去問を解くかにかかってきます。

 

 

 

ただ勉強する上で、コツや順番、やってはいけないことなどがあります。

今回の記事では、それらをお伝えできればと思っております!

 

 

 

[目次] 

1. 試験科目と合格基準

2. 勉強方法

3. 勉強の計画

4. 絶対にやってはいけない勉強方法

5. まとめ

 

 

 

1. 試験科目と合格基準

 

まず最初に、

試験がどんなものなのか知っていないと、勉強方法も対策も語れません( ´Д`)

なのでまずは、試験科目と合格基準についてまとめておきます。

 

<第一種放射線取扱主任者試験>

○受験の流れ(平成30年度実施版)

f:id:haru_radiation:20190208094506p:plain

受験の流れ

受験の実施期間及び申込書の申込先は、原子力安全技術センターです。

○試験日程:毎年8月中旬頃

○試験申し込み日:毎年5月中旬 〜 6月中旬

○受験料:14300円

○受験資格:特になし

○試験科目(平成30年度令和元年実施版)

f:id:haru_radiation:20200222164234p:plain

 

つまり、試験科目を簡単に書くと下記の6科目5科目!!。

放射線に関する物理

放射線に関する化学

放射線に関する生物

放射線に関する物理・化学・生物の複合問題

放射線の管理・安全・取扱に関する問題

・実務に関する課目(上記2科目がなくなり、令和元年より新規追加)

放射線に関する法律

 

 

○合格基準

合格基準については、原子力安全技術センターの受験の手引きに下記のように明記されています。

「合格基準は、試験課目ごとの得点が 5 割以上であり、かつ、全試験課目の合計得点が 6 割以上 」

つまり、6科目通して6割取れていれば確実に合格!!

 

 

 

試験の詳細については、原子力安全技術センターのHPを確認してみてください。

www.nustec.or.jpまた放射線取扱主任者ってどんな資格?、どんなお仕事するの?

などについては、下記の記事を参照してください( ´ ▽ ` ) 

haru-radiation.hatenablog.com

 

  

 

 

2. 勉強方法

  

さて、本題に入りましょう( ´ ▽ ` )

合格までどのように勉強すれば効率よく受かることができるか説明していきます。

勉強の仕方を間違うと、無駄に時間がかかりますし、

時間をかけた上に合格できないというのは最悪の事態ですよね。。。。。

勉強は、次の順番で行っていきます。

 

  

 

① 第一種放射線取扱主任者試験 <マスター・ノート> 

 

https://www.amazon.co.jp/第1種放射線取扱主任者試験-マスター・ノート-福士-政広/dp/4758316929

 

勉強時間:20時間/週(平日2時間+休日5時間)×3週間=60時間程度

 

勉強方法

ここでは、マスター・ノートを使用して放射線取扱主任者試験問題の基礎的内容を頭にぶち込みます。

マスター・ノートは、放射線取扱主任者試験の出題範囲の内容について、科目ごとに分けてこの上なくわかりやすくまとまっています。

そのため、この本一冊読み例題を解くだけで、試験を受ける上で重要な内容及び基礎的知識をつけることができます。

 

ただ0知識からだと、かなり脳にストレスのかかる作業です。

ただ、誰しも通る道なので、頑張るしかないです。

基礎知識をつけずにいきなり過去問に取り組んでも、太刀打ちができません。

 

やり方はとにかく読み込み、途中途中に出てくる例題を解く!

とにかく繰り返し、読み返し、解く!(最低2周できれば3周)。

 

 

ポイントは、

・どうしてもわからない問題は理解しようとせず飛ばす。

・法令の項目については飛ばす(重要)*

*法令は、完全に暗記科目です。そのため、試験3ヶ月前にやり出しても忘れるので時間の無駄です。多く見積もっても試験2週間前からの勉強で間に合いますのでご安心を。

 

○Good

 ・ある程度の理解でOK。どんどん読んでいき、とりあえず読み切る。

 ・結局最初は暗記なので、何回も読み込み問題を解いて覚える。(できれば3周)

×Bad

 ・完璧に理解しようとし、1つの箇所に時間をかける

 ・法令を勉強する

 ・だらだらと時間をかけて読む。できれば1週間で読み切り、3周できればbest!!

 ・マスター・ノートに書いてあることを、もう一度ノートにまとめ直す。

*これについては、個人個人の勉強の仕方があると思いますが、そもそもマスター・ノートは重要項目がまとまっている本です。それをもう一度まとめ直すのは、非常に時間の無駄です。それなら何回も例題を解くなり、次項の重要問題集中トレーニングに移行した方が効率がいいです。

 

 

この本一冊に60時間程度かけて読み込んでいくと、

放射線取扱主任者試験の出題内容は、こんなものなんだなと知ることができます。

先にも書いたようにここが一番しんどい!

ただ、頑張ってください。。。。

私も化学が高校の時から苦手で、結局この段階で5割くらいしか化学の内容を理解できていませんでした。

でも大丈夫。次の重要問題集中トレーニングでつけた知識と解き方が磨かれていきます。

 

 

 

 

②第1種放射線取扱主任者試験 <重要問題集中トレーニング>

 

https://www.amazon.co.jp/第1種放射線取扱主任者試験-重要問題集中トレーニング-福士-政広/dp/4758316961/ref=pd_sim_14_1/358-7317506-5648826?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4758316961&pd_rd_r=ff39f220-3121-11e9-b400-996e825b4074&pd_rd_w=kQhI0&pd_rd_wg=ZAZ2S&pf_rd_p=b88353e4-7ed3-4da1-bc65-341dfa3a88ce&pf_rd_r=BV954JC7TVR52YNJK4VC&psc=1&refRID=BV954JC7TVR52YNJK4VC

 

勉強時間:20時間/週(平日2時間+休日5時間)×4週間=80時間程度

 

勉強方法

ここでは、マスター・ノートでつけた基礎知識を武器に、過去問の中でも超重要問題をピックアップし解いていきます。

やり方は①と基本的に同様で、繰り返し解いて覚える!

これに尽きます。

 

 

ポイントは、

・最低3周する。できれば4周。

・わからない箇所については該当箇所を<マスター・ノート>で見返して復習すること。*ただこの問題集では、解説がかなり分かり易く書いてありますのであまり必要はないと思います。

・法令の項目については飛ばす(重要)*

*法令は、完全に暗記科目です。そのため、試験3ヶ月前にやり出しても忘れるので時間の無駄です。多く見積もっても試験2週間前からの勉強で間に合いますのでご安心を。

 

 

○Good

 ・どんどん解いていく

 ・マスター・ノートと合わせて学習する。問題を解き終わった後に、該当箇所をマスター・ノートで確認し、+αの知識をつける意識。

×Bad

 ・完璧に理解しようとし、1つの箇所に時間をかける

 ・法令を勉強する

 

 

ここまで、マスター・ノートと重要問題集中トレーニングを実施してもらう旨を書きました。この2冊をやり込むと、放射線取扱主任者試験の内容について基本的な事項、解き方については理解できた段階にきます。

 

つまり、、全くの無知の状態から、基礎知識はありある程度は問題に太刀打ちできる状態まで成長した感じ。

 

先にも書いたように、0知識の状態から新たに何かを学習する、覚えるといった作業は非常に脳にストレスがかかります。

バックグラウンドや得意科目であればもちろん上達は早いのですが、それでもこの試験は内容が特殊なので全科目について予備知識がある状態から始まる人はいません。

つまり、、この試験の合格者は皆、この辛い作業を乗り切っているのです。

 

 

 

 ③第1種放射線取扱主任者試験問題集 

 

https://www.amazon.co.jp/放射線取扱主任者試験問題集-第1種-%E3%80%882018年版〉/dp/4860451031/ref=sr_1_9?s=books&ie=UTF8&qid=1550235926&sr=1-9&keywords=第一種放射線取扱主任者

 

勉強時間:20時間/週(平日2時間+休日5時間)×8週間=160時間程度

 

勉強方法

ここではいよいよ、マスター・ノート及び重要問題集中トレーニングでつけた知識を武器に、実際の過去問題に挑んでいく段階です。

最低限、過去5年分については問題を解いて、完璧にしておきたいところです。

やり方は、これまでと同様とにかく解くことです。

当たり前ですが過去問に取り組むと、見たことない問題・わからない問題に遭遇します。しかし問題集の解説はかなりざっくりとしていますので、わからない箇所についてはマスター・ノートで内容の確認をすることをオススメします。

 

 

ポイントは、

・とにかく繰り返し解く!!5年分を完璧に。

・回答の解説がざっくりなので、マスター・ノートの活用を。

・法令の項目については飛ばす(重要)*

*法令は、完全に暗記科目です。そのため、試験3ヶ月前にやり出しても忘れるので時間の無駄です。多く見積もっても試験2週間前からの勉強で間に合いますのでご安心を。

 

○Good

 ・繰り返し解くこと。

 ・マスター・ノートと合わせて学習する。問題を解き終わった後に、該当箇所をマスター・ノートで確認し、+αの知識をつける意識。

×Bad

 ・法令を勉強する

 

 

 

 

 ④法令対策の実施

 

勉強時間:25時間/週(平日3時間+休日5時間)×1週間=25時間程度

 

勉強方法

さぁ、ここまでガン無視してきた法令について。

この科目については、完全に暗記科目です。覚えているか覚えていないかの問題。

しかも、出る箇所がおおよそ決まっています。

 

そこで勉強方法は、以下のように行います。

・試験1週間前から、短期勉強

・ 使用教材は、

重要問題集中トレーニングで問題を解く(完璧になるまで繰り返す)

(解いてどこが出るかのポイントを知る、ポイントについて覚える)

                ↓ 

第一種放射線取扱主任者試験問題集を法令の箇所5年分解く(完璧になるまで繰り返す)

 

この2つを実施すれば、試験当日には法令科目で7割は取れると思います。

ただ暗記が極端に苦手な人は、更に+1週間をかけて覚えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、この章では、

大まかな勉強方法の流れを説明してきました。

 

ポイントをまとめると、

・マスター・ノートと重要問題集中トレーニングで、基礎的内容の把握と問題を解く技術を身につける。

・第一種放射線取扱主任者試験問題集で過去問を解きまくり、傾向と解き方を体に覚えさせる。

・法令は、試験1週間前から一気に暗記する。

です。

 

 

次の章では、

実際の勉強計画を紹介していきます。

 

 

  

 

 

3. 勉強の計画

ここでは、

具体的にどのような日程で勉強するといいか解説します。

 

1. 試験科目と合格基準

でもお話ししたように、試験日は毎年おおよそ8月の中旬です。

また、

2. 勉強方法

では必要勉強時間は、約4ヶ月というお話もしました。 

 

 

ということは、、 試験に向けて4月から勉強を開始する必要があるということです。 

 

実際のスケジューリングを以下に載せます。 

f:id:haru_radiation:20190217144618p:plain

合格までの予定表

こうやってみると、

やはり過去問に時間を多く費やすことがわかりますね( ´ ▽ ` )

また試験日前の1週間は予定が無いので、

自分が苦手な科目や暗記項目の確認(特に法令)などに使えばいいと思います。

 

 

 

 

 

 

4. 絶対やってはいけない勉強方法

 

さぁ、ここまでは合格するための方法を書いてきました✏️

ここからは逆に、よく聞く誤った勉強方法を紹介しますΣ(゚д゚lll)

 

 

1. 放射線概論を読み始める

 

放射線取扱主任者試験を受けようと思って教材を探していると、

必ずこの「放射線概論」を目にすると思います。

 

この放射線概論ですが、確かに放射線取扱主任者試験の内容に含まれる事項を網羅的に解説しています。しかし、下記のような難点があります。

 

・量が膨大

・記述内容が専門的すぎる

・大抵読み切れず挫折する

・問題の解説がわかりにくい

 

たまに私の周りの放射線取扱主任者試験を受ける予定の人でも、

放射線概論から勉強してる!」という人がいますが、

それで受かった人を私は知りません。

 

放射線概論は、試験に合格してある程度知識がついた状態で読むと確かにいい読み物なのです。しかし、試験対策という意味では正直役に立たないと思います。

 

そのため、

「試験勉強を放射線概論から始める」

というのは決してやらないでください!!

 

信じられない人は、1度目を通してみてください。

ページ量からまず衝撃だと思います(約900ページ)。

これを読み込むとなると、1ヶ月では時間が足りないと思います。

 

 

 

 

2. 法令科目をはるか数ヶ月前からやってしまう

 

法令科目は、先にも述べたように完全に暗記科目です。

一度覚えたことを1年先でも覚えていられるような天才型の方ならいいのですが、

大抵人は忘れていまします。

下記の画像は「エビングハウス忘却曲線」といって、

覚えたことを忘れていく度合いを表したものです。

 

f:id:haru_radiation:20190217145525j:plain

エビングハウス忘却曲線

通常の人間であれば、

1ヶ月も経てば覚えたことの80%程度は忘れていることになります。 

*これについての詳細は、下記記事に分かりやすく載っています。

ryugaku-kuchikomi.com

 

よって暗記科目をはるか数ヶ月前にやっても、

忘れる内容が多くなり勉強の効率が悪いと言えます。

毎日復習すれば忘却を防ぐことができるのですが、

それでも毎日同じ内容の復習となると、それに時間を取られるだけです。

 

結論、

法令科目に関しては、

試験が近くなってからの勉強の方が効率がいいと言えます!

 

 

 

 

 

5. まとめ

 今回の記事では、

 放射線取扱主任者試験に合格するための具体的な方法について書きました✏️

 

 これから放射線取扱主任者試験を受けようと思っている方や記事を読んでくれ方、

 質問や疑問についてコメントしてくれればできる限り答えます( ´ ▽ ` )

 

 

今後は科目毎の勉強方法や、問題の解き方なども記事にしていこうと思うので、

待っていてください!

 

 

では( ´ ▽ ` )

 

 

 

 

 

 

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第二種作業環境測定士の登録講習を受けてきた

どうも、Haruです。^ ^ お久しぶりです。

 

2022年4月19日〜4月22日にかけて、

第二種作業環境測定士の登録講習に行きました。

 

この記事では、講義内容や試験について、

登録講習に関する情報を書きたいと思います。

これから登録講習を受ける方は是非ご参考下さい。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まずは、基本情報から。

 

○講習会場所

  関西の某登録機関

○講習日程

  1日目 9:30 ~ 16:30 講義

  2日目 9:30 ~ 16:30 講義

  3日目 9:00 ~ 17:30 講義・実習、修了試験

○修了試験について

 講習機関によって、形式や問題数に差があるようです。私が受けた機関では、下記の様な大問が10問あり、100点満点で合格点は70点でした。

 ①○×形式が3問

 ②穴埋め式の記述(長めの文章の空いている箇所に語句を入れる)が3問

 ③複数の選択肢から正しいもの or 間違っているものを選ぶ選択問題が2問

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここからは、簡単に講義内容を振り返ります。

 

<1日目>

○午前 講義内容のアナウンス

まずは今回の講習についての説明が30分ほどありました。説明の後は、すぐに講義が始まっていきます。

 

○午前 講義『有害物質の人体への影響』

最初の先生は、労働災害を中心にご活躍されている医師(教授)の方です。

お名前は伏せますが、普通にネット検索するとかなりヒットする有名な方でした。

労働環境の中でどのような人的被害が出ることがあるか、具体的な症例や事故事例を元に、詳しくお話をして頂けました。講義の中では実際の写真が出てきて、中にはグロテスクな写真もあり衝撃でした。

私たち作業環境測定士を目指すものは、このような労働災害を防がなければならないと思うような内容でした。

 

○午後 講義『作業環境測定に関する法令』

作業環境測定に関する様々な法令や決まりなどについて学びます。

作業環境測定士試験を受けた方は、結構勉強した箇所ではないでしょうか?

作業環境測定は必要な化学物質についてなど、私は内容的に結構面白かったです。

 

 

<2日目>

○午前 講義『作業環境測定のデザイン』

デザインと聞くと、?となるかと思います。

作業環境測定のデザインを簡単に説明すると、どのように作業環境測定を行うのか、どのように実施計画を立てれば良いのかを考えることをデザインと呼んでいます。私もこの講義の中で初めて知り、作業環境測定の実施計画の立て方をこの講義のなかで学びました。

 

○午後 講義『作業環境測定のサンプリング』

サンプリングは、想像が着くかと思います。作業環境測定と言っても、金属の粉塵であったり、放射線であったり、測定対象は様々です。そのため作業環境測定を行う器具も様々あり、それらの特徴や基本的な使用方法を講義で学びます。

 

 

<3日目>

○午前 講義『サンプリングの実務』

 

○9:30 ~ 12:00 作業環境測定の実務に関する講義

大まかな内容は、以下の通りです。

 ・作業環境測定について

 ・有害物質の種類

 ・作業環境測定の方法

 ・測定装置の取り扱い(検知管と粉塵計がメイン)

 

講義の中で、テストに出る箇所をある程度言ってくれます。

特に○×に関しては、かなり明確に言ってくれていました。

注意なのは「この文章が出てるなー」みたいな言い方をした時で、この箇所については、試験本番は穴埋めで出てきました。

なので、試験までの数時間の間にその文章を暗記ました。。。。

 

 

もう1つこの講義で重要なのは、測定装置の取り扱いです。

なぜなら午後の修了試験で、測定装置の実技試験があるからです。

 

しかし、ここで問題が・・・・・。

先生が口頭で操作の説明をしてくれますが、正直ほぼわかりません。

自分も実際に操作しながら同時並行で進めれば良いのですが、

装置が複数存在しないため、ただ聞くばかりで頭に全く入ってきません。

この時点で『実技試験ヤベェー!』となってました。。。。

 

 

○13:00 ~ 15:30 実技実習(検知管と粉塵計)

午前の講義で習ったことを活かし、実際に計測機器の操作練習をします。

配布されたプリントの測定条件に沿って、班ごとに進めます。

しかし、、、先ほど書いたように、午前の講義だけでは全くわかりません!!笑

知らない機械を渡されて、はい、やっといてー!くらいの勢いです。笑

 

ここで私が非常に幸運だったのは、

私の班に作業環境測定に関係する仕事をしている方がいたことです。

その方が中心となって、機器の取り扱い方法を再度教えてくれました。

必死にメモって、あとは何回か自分で練習してできるように。。。。

 

測定した結果を元に、幾何平均や幾何標準偏差を求めていきます。

これも数時間後の試験に出ますので、復習を兼ねてちゃんとできるか確認します。

 

この実習はトータル1.5時間くらいで終わるので、

余った時間は試験に向けてプリントや教科書の読み込みを行なっていました。

 

 

○16:00~17:00 修了試験(筆記)

問題は、おおよそ下記の通りです。(再掲)

○修了試験について

 大問が全部で10問、100点満点で合格点は70点。

 ①○×形式が3問

 ②穴埋め式の記述(文章の空いている箇所に語句を入れる)が3問

 ③正しいもの or 間違っているものを選ぶ選択問題が2問

 ④計算問題が2問

  *計算問題に関しては途中計算も点数に含める

 

さてここからは、テストについてもう少し詳しく書いていきます。

 *具体的な問題内容等に関しては、契約上書くことができません。

 

①○×形式について 大問題が3問でその中に5問ずつ 計15問

 講義の中で出ると言っていた箇所は、ほぼ解けるかと思います。

 しかし、3~4問ほど難しかった問題もありました。

 スライドの細かい部分からも出てきていたので、よく見直しておく必要があります。

 

②穴埋め式 大問題が3問。大問1つの文章の中に(  )が5ずつある 計15問

 作業環境測定に関する大問題については、

 講義の中で出る箇所を言っていたので、暗記が間に合っていれば解けます。

 残る2つの大問題については、死にました。

 こちらもスライドのかなり細かい内容や教科書の文章から出ていたので、

 正直捨て問題かなと思いました。

 

③選択問題 大問題が3問

 選択肢が5つほどあり、正しいもの or 間違っているものを全て選ぶという形式です。

 こちらも講義の中で出ると言っていた内容に関しては、解けます。

 また初見でも、間違いにくいような書き方をしてあったので、

 全体的に概要を覚えていれば正解に辿り着けるかと思います。

 

④計算問題 大問題が2問

 こちらも事前に、どんな計算問題が出るか話をされていました。

 主に測定結果を元に、第1~第3のどの管理区分になるかを考える問題です。

 

 

 

 

本記事では、第二種作業環境測定士の登録講習について書いてきました。

これから受けるという方、また現在興味を持っている方、参考になりましたでしょうか?

 

作業環境測定士については、別途記事を書きたいと思いますので、

ぜひご参照ください!!